鑑賞日:2021/7/24
面白かった。淡々としてる。ちょっと薄味なくらい。でもサクサク話が進んでくからいいかな。
酒場のおかみさんいい人。セリフの訳し方がかなりジブリ調で笑った。
主人公はめっちゃいいとこのお嬢さんだけど、泣き言も言わず、黙々と働く。テンポのよい演出で、ベタかもだけど見ていて楽しい。
船を探してほしいと頼むシーンも、手がかりをきちんと積み上げていって、無駄に感情的にならないところが心地よい。
犬カワ~てか何犬!?ハスキー?きゅんきゅん言ってるのかわええ。
フランス・デンマーク共同制作の作品なんだね。
坊主だけどシュッとした男の子が(勝手なイメージだけど)フランス映画っぽい。
船の横転から遭難しかけるところまでハラハラドキドキでした。
スープをひっくり返して争うシーンで凄い顔をしてた船員が、シロクマを撃って主人公を救うシーンで普通の顔に戻っていた演出がよかった。さっきはやっぱ極限状態だったんだな!っていう。
作画は『シュームの大冒険』みたいな。ポスターカラー系というか。主線はなく、イメージボードを動かしてるようなタイプです。
その優しいタッチで、発破シーンや氷の上をメキメキ進んでいくところを描くのはちょっとギャップがあって面白かった。