海外アニメの書き散らし

ネタバレ注意!!

『幸福路のチー』

幸福路のチー(字幕版)

鑑賞日:2021/7/25

 

面白かったけど長い。1時間50分は長い。
三丁目の夕日的な人間ドラマ。途中から最後どうなるんだ…と思い始め、やっぱりそうなるのねってとこに着地していきます。
まあだいぶ泣きましたけど!
でもこういう「人生に挫折した主人公が地元に戻りながら過去を回想する映画」ってよくあるような気がする(実写映画っぽい?)。そして主人公のポップな空想シーンが適宜さしはさまれて…みたいな構成、なんか既視感あるんだけど思い出せない。
王子様のくだり、前振り丁寧だったなぁ…。
帰れる実家があるならわりと勝ち組ではなかろうか。

 

「台湾のちびまる子ちゃん」らしいんですが、あたしンち(お母さんのキャラクターのせい?)やクレヨンしんちゃんぽいなと思った。キャラデザのせいかも。空想シーンは湯浅政明ぽいし。シンエイ動画みある。
キャラデザ的にはワールドフールニュースっぽさもあるなと思ってみてました(お父さんの目とか)。

 

ベティが出戻りした時に、ビンロウ屋のお姉さんが「私独身だし」って言ってたけど、バツイチとかなんだろうか。あの結婚(子ども作れ)攻勢をどうしのいでいるんだ?

 

チーは最終的に離婚して地元に戻る決断をする。そこからなんとなく『モンスターVSエイリアン』を思い出してしまった。こちらも主人公は婚約(結婚)を破棄して新しい友人たちと生きていくっていう終わり方。
プリンセスものでは結婚が幸せな結末として描かれるのに、プリンセスでない一般成人女性が主人公の作品だと結婚は捨てていくものとして扱われているのが面白いなと思った。
あまり成人女性が主人公の作品ってないけど…。
あとプリンセスものも最近は結婚が焦点じゃないけどね。

 

台湾でもガッチャマンやってたんだねw