鑑賞日:2020/8/14
バンドデシネをそのまま動かしてるみたいな。タンタンの冒険がフランスで映画化されてたらこんなんだったかも?でも猫のダーウィンみたいに動くスノーウィーも見てみたい。
作画、ディリパリよりこっちの方が好み。
表情とか細かい動きのアニメート好き。ちょっと初期ジブリっぽい。
すすけたメカ類(飛行機とか動く家とか)がどことなくラピュタやハウルを思い起こさせる。
話はまあまあかな。
あの血清と植物を使って、地上の緑を復活させるみたいなオチかなと思ったけど違った。最後の方は敵同士内輪もめしてるし微妙。全体的に長かった。
最後、不死身になれる血清をロケットに投げつけた意味がよくわからなかった。誰かに利用されないため?でも結局もう一度作り直そうとしてるしなぁ。トカゲの奥さんの方に同情したから?
ダーウィンずっと月にいたんか、かわいそうに(笑) てっきり爆発と一緒に落ちてくるのかと思った。
ダーウィンがやたら主人公二人をくっつけさせようとするところ、最近のアメリカアニメの友達以上恋人未満なノリに慣らされてる身としてはちょっと時代錯誤な親戚おじさん感あってうっとおしかった。原作がそうなのかも知れんけど。
パリの地下がさらにすごいことになってる。柱とかがそんなに少なくて大丈夫?
あのレーザーの檻、こわい。寝相が悪い人なんか、うっかり寝返りうって「熱っ」とかなりそう。
オペラ座?みたいなとこが木炭工場になってるのとか、いかにもスチームパンクでよかった。
最近実写の映画とかドラマとか見てて、犬とか馬とかが出てくるときって大体雌が起用されてるよな~やっぱたまたまが映るとちょっと生々しいからか?とか考えてたんですが、この映画は堂々とダーウィンのたまたまを描写しててなんか草生えました。いいのか。アニメだからか。