海外アニメの書き散らし

ネタバレ注意!!

『長靴をはいた猫と9つの命』

 

長ぐつをはいたネコと9つの命 (吹替版)

 

鑑賞日:2023/03/29

 

1作目もうーんて感じだったが2作目もうーんて感じだった

生理的にむりなシーンがあるので二回目はない

 


115分は長いな。話の筋は単調だし。ちょっとジュマンジリメイク版っぽい
ライバルや悪役は沢山いて、盛り上がりそうなのに意外とそうでもない
ジャック・ホーナー要る?
雑にロマンス回避
雑に家族愛と友愛


すごい当たり前の事しか言ってない。命は一つって。そらそうやろ
多く持ってる者ほど失うのを恐れて、持たざる者はそれほどでもないみたいな話なのか?
それならもっと強欲さを皮肉って欲しかった
ジャック・ホーナーが対になってるのかな?

 

ミラベルのオープニング見た時「他スタジオのスベってるミュージカルシーンみたい」って思っちゃったんだけど、この作品の冒頭歌い踊るとこみて「そうそうこれこれ~」って気持ちになった(最悪の感想)
願い星を追いかけるとこまでギューッと圧縮して語ってくれたらもっと好感触だった。本編90分でよくない?

 

猫保護施設のシーンが「ほんとに」退屈だった
老人ホームのイメージなんだけど、死から逃げて死に近い老人ホームに入るってのもピンとこない
願い星について知るまでに話の流れがいったん切れるよね。ここでも一度死神が来るとか欲しかったり。ゴルディも唐突っちゃ唐突だし

ゴルディもあんなに家族然としてて「本物の家族が欲しい」って…そういう伏線もないし
不穏じゃないフローレンス・ピュー

 

死神が期待したほど……もっと超然としたキャラを期待してたんだけど
ガーディアンズのピップみたいの
ちょっと変わった賞金稼ぎなのか、本当にヤバイ存在なのかが微妙なラインなんだよな。ヒャッハー感あるというか。もっと他のキャラから浮いててもいいのに、喋ると割と普通というか。ニヤけた喋り方だったり普通に凄んでみせたりと周りとトーンが変わらないのが惜しいような
あの「ドン、ドン」っていう音の演出が本体では(笑) あと気づいたらスッと居るとこ。
鎌がああいうショーテル?タイプなのはいいよね


 「いい当たりくじを引いたね」親ガチャでは

 

しょうもない願いでいいので叶えて欲しかった
これをチェーホフの願い星と言います(うそ)

 

ヒーローのナルシシズムというか
プス、レゴムービー2とかレゴバットマンバットマンに似てるなと思った
(バットマンは結婚を恐れてる意気地無し、バットマンが一番大事にしてるのは自分自身)
レゴバットマンはそのヒーローのナルシシズムが破壊されるから好きだけど、本作はそうでもないからあんまり。

 

スーパーポジティブな人ってやっぱ異常者なのか……?

 

ビッグ・ジャック・ホーナー、めちゃくちゃワンピースの悪役っぽい


今回の笑ったポリコレ:雑魚悪役が男性じゃなく女性2人組だったこと


アクションメインになるとギャグが少なくなるのイヤなんよ
冒頭の巨人と戦うシーンがピークでは、いやすごいけど
最後は結局平面バトルだし
作画はバッドガイズの延長線上。スパイダーバース系というか
ワンダと巨像アニメ化してくれんかなと思った
あと普通にクソフォントローカライズの餌食になってね?


ワンコの吹き替えってやっぱプロがやったら上手になるんかな
このレベルの吹き替えにもう慣らされてしまった。あまり重要じゃないはしゃぐだけの役だと思われてるからずっとこういうキャスティングのままなんだろうな